国内の多くの銀行が、今年新たに開設された支店のため、または旧正月休暇の前に退職したスタッフの代替のため、従業員をさらに採用する必要があります。
例えばNam Á Bankのホームページでは、今年度と来年度の業務拡大のため、ディレクター、副ディレクター、マネジャーその他ポジション、1,000名の募集をかけています。経済、金融、経営を専攻する学生向けに、インターンシップ・プログラムも多数提供しています。Nam Á Bank の人事・研修部門長のグエン・ルン・ヒエウ氏は、銀行は、融資と電話セールスの人員採用に力を注いでいます、と述べています。
ヒエウ氏はまた、銀行のデジタルバンキングのため、今年はITエンジニアも必要だと述べています。Indovina Bank LtdやTiên Phong Commercial Joint Stock Bankなどの他の銀行は、3月2日、オンライン・リクルートメント・サイトの VietnamWorksに680ものポジションを掲載し、雇用を呼びかけました。銀行部門の専門家によれば、昨年の成功に裏付けされ、今年は更なる人員確保が見込めると予想しています。VnEconomyに掲載されたベトナム国家銀行の今年始めの統計で、25.3%の国内信用機関が人員不足に直面していると明らかになりました。
ホーチミン市の銀行職員は、過酷な仕事量と売上目標のプレッシャーのため、多くの同僚がやめていきました、とViệt Nam News に話しました。
職員はまた、銀行業界に法的リスクがあると考えていました。SBVの統計では、52%以上の機関が第1四半期に人員増加を予定しており、また、68.7%は1年を通じて雇用を拡大しようとしているようです。ベトナムの人材会社のNavigos Group から2月26日に発表された銀行従業員レポートによると、調査対象となった15の銀行のうち56%は、既に妥当な従業員規定があるにもかかわらず、従業員にとってよりよい内容に改善する予定のようです。
調査レポートによると、調査対象銀行の89%は、月額給与として通常の範囲内であるVNĐ10,000,000からVNĐ30,000,000(US$440-1,321)を支給しています。雇用者の26%は、魅力に欠く賃金と報酬が採用の難関だと述べています。雇用者の37%はまた、採用を効率よく行う為に、銀行はインセンティブ制度をもうけるべきだと述べています。調査によれば、237人の候補者のうち62%は、平均1−3ヶ月分の給与;18%は3−5ヶ月分給与、7%は5−7ヶ月分給与、そして5%は7ヶ月分以上の給与をボーナスとして受け取っています。
さらに、調査対象の候補者の平均年次給与額の増加は非常に大きく、40%の候補者は、1年で年次給与が10%以上増加しています。調査レポートによれば、候補者の50%は外資系銀行または外資系銀行のベトナム支店;31%は合資の民間銀行;11%は国有商業銀行、そして3%は合弁の民間銀行で働くことを希望しています。
候補者は、外資銀行で働くことを希望する理由として、公平かつ雰囲気の良い職場で勤務すること;高給かつ昇進の機会があること;英語を使い、外国人の同僚やマネージャーと働く事、そして研修制度があることを挙げています。