国家資本企業を管理するために新たに設立された委員会は、日本での技能実習経験があるような優秀なマネージャーと従業員を求めています。
「国有資産と資本を、投資と事業活動の為に管理・発展させることのできる適任者を採用するため、選定は公開で行われなければならない。」委員会会長のグエン・ホアン・アン氏は述べました。
委員会は、国営企業に関する詳細な計画案を発展させ、首相に提出する予定だと、アン氏は述べました。
アン氏はまた「多くの作業が必要なため、短期間では完了できません。委員会は、最良の結果を出せる優秀な人材の確保のために、一歩ずつ進めて行く予定です。」と加えています。
委員会は、すべての国営企業、合資会社、また2人以上のメンバーで構成される有限会社において、国家資本の所有権代表となるために、2月初旬の政府の決議案09/NQ-CPに伴い設立されました。
ハノイでは、委員会の発足した月曜日に、副首相のブン・ディン・フエ氏が率いる政府の運営グループ会議で、優秀なマネージャーと従業員の選定に関する問題が持ちあがりました。副首相フエ氏は、中核の仕事は政治局の委員会設立プロジェクトに沿わなければならず、国の支出を増やさないように、また、採用者は早期に結果を出すべきだと強調しました。
「委員会は、政府と首相によって決議された仕事を担う機関である為、スタッフは中核の仕事が滞る事がないよう、早急に取りかからなければならない。」と副首相フエ氏は述べました。その為に、関連する省と部門は積極的に採用を行い、選定された士官リストを委員長に提案するよう要求しました。
「成功するか否かは幹部の仕事にかかっているので、省は適切な人材を選ばなければなりません。候補者リストは細部情報まで掲載し、なにもかもが明確でなければなりません」とフエ氏は加えました。
「組織の構造、機能、義務を考慮して、委員会は役職に見合うマネージャーと従業員を採用する計画を進めるべきです。」
委員会の各副首相は、各分野において専門知識を有する人員を選定したのち、グエン・スアン・フック首相から許可を得なければならない、とフエ氏は述べた。
副財務大臣のトラン・ヴァン・ヒエウ氏は、委員会の管理下に置かれる21の経済グループと企業のうち、20は総資産に関するレポートを作成したと述べました。これによれば、これら20団体の総資産は1,600兆VND( US$703億)で、そのうち半分は国有財産が占めていると、政府のポータルサイトchinhphu.vnが発表しています。